ドイツ政府は25日、新型コロナウイルスの感染防止のため、2日から月末までの予定で導入していた規制を約3週間、延長することを決めた。新規感染者数が高止まりしているためだ。クリスマス直前から元日まではやや緩めるが、その後も規制は続ける方針。
ドイツは、商店や学校は開けつつ、飲食店や娯楽施設を閉じたり、公共の場で集まれる人数を10人までと制限したりしていた。外出禁止令を出したフランスなどと比べれば緩い「部分的ロックダウン(都市封鎖)」と独メディアでは呼ばれている。
メルケル首相は各州首相とのテレビ会議で規制の延長を決めたうえで、公共の場で集まれる人数を「5人まで(14歳未満は除く)」と厳しくした。
一方、クリスマスに遠方の家族や友人らと過ごす貴重な機会に配慮し、12月23日~元日は一度に集まれる人数を「10人まで(14歳未満は除く)」とした。ただ、大勢が集まって年越しを花火で祝う恒例の楽しみは自粛するよう求めた。
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記者会見したメルケル首相は…
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