政権への期待「そこそこ」? 首相が誤読、議事録を修正

清宮涼
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 菅義偉首相が10月29日の衆院本会議の代表質問で、「政権への期待もそこそこある」と答弁したことについて、衆院議院運営委員会理事会は24日、「政権への期待もそこにある」と議事録を修正することを確認した。政府側が「誤読だった」として修正を求めた。

 修正するのは、日本維新の会の馬場伸幸氏から早期の衆院解散・総選挙に踏み切る可能性を尋ねられたことに対する答弁。首相は「解散については、新型コロナ対策、経済再生が最優先だ」と早期解散に否定的な考えを示した上で、「政権への期待もそこそこある」と発言した。首相周辺によると、原稿には「政権への期待もそこにある」と書かれていたという。

 野党の指摘を受け、自民党が政府側に改めて確認したところ、「完全なる誤読で、議事録を修正したい」と政府から申し出があったため、修正で合意した。清宮涼

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