漁港で愛された猫が…毒殺か 親子が見た、謎の白い液体

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佐藤修史
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 宮崎市の青島漁港で今月中旬、猫4匹が不審死した。診察した獣医師は「毒殺された可能性が高い」といい、宮崎県警動物愛護法違反の疑いで捜査を始めた。

 関係者によると、青島漁港の倉庫付近には、住民が餌付けし、避妊・去勢手術をしている「地域猫」が6匹いた。このうち4匹が16~22日に不審死した。

 16日午後1時すぎ、餌をやりにきた住民の親子が、4匹が嘔吐(おうと)してぐったりしているのを見つけた。雨を避けて建物のそばに移したが、夜までに3匹が死に、1匹は市内の動物病院に運ばれたが、助からなかった。残る2匹は姿が見えなくなったという。

 この日夜、住民たちが現場に集まり、宮崎南署に通報した。南署の署員が吐瀉物(としゃぶつ)などを採取し、県警科学捜査研究所で分析をするなど捜査を始めた。

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 第一発見者の親子は母(57…

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