スケボー禁止場所に侵入容疑、書類送検へ 注意効果なく

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黒田陸離 小寺陽一郎
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 横浜市西区横浜駅周辺やみなとみらい21地区で、スケートボードが禁じられた場所に立ち入ったとして、神奈川県警戸部署は、県内の20代の男性4人を軽犯罪法違反(立ち入り禁止場所等侵入)の疑いで、近く書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者によると、このうち2人は10月、みなとみらい21地区のオフィスビル敷地内に、スケボーをするため立ち入った疑いがある。別の2人は同月、横浜駅近くの商業施設の敷地内に立ち入った疑いがある。4人は容疑を認め、「スケボーの練習をするのにいい場所だと聞いた」「練習場が混雑していた」などと話しているという。

 スケボーに関する苦情が多数寄せられたため、署は8月からビルの管理者らと協力し、スケボーをするための立ち入りを禁止する案内表示を60枚以上設置。表示がある場所でスケボーをした事例について、軽犯罪法違反容疑を適用した。

 捜査関係者は「口頭注意では効果がなかった。スケボーは事故につながらない安全な場所でやってほしい」と話している。

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