大阪府、「第2波」と異なる感染急増 クラスター多様化

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本多由佳
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 新型コロナウイルスの「第3波」で、大阪府内の感染が目立って拡大している。府の分析によると、人口10万人あたりの新規陽性者数は16・22人。感染の急拡大などで政府が注視している7都道府県の中で2番目に多い。今のところ、あらゆる世代や地域で感染が広がり、若者や繁華街に集中した「第2波」とは状況が異なっている。

 連休前の19日までの府の分析によると、第3波と位置付ける10月10日~11月19日の府内の新規陽性者は5317人で、このうち重症者は148人(重症率2・8%)。死者は41人(死亡率0・8%)だった。

 1日あたりの新規陽性者は、22日発表で全国最多の490人にのぼり、4日続けて過去最多を更新した。23日発表の直近1週間の人口10万人あたりの新規陽性者数は27・61人で、政府の専門家分科会が「ステージ3(感染急増段階)」の指標とする「15人以上」を上回った。1週間平均の陽性率も11・4%で、指標の「10%以上」を超えた。

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