実質ゼロを日本も国際公約、気候変動で好材料 G20

有料記事

編集委員・石井徹
[PR]

 主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)首脳宣言は、新型コロナウイルス感染拡大からの回復にあたり、地球環境の保護や持続可能な未来の構築に沿ったものとすることをうたっている。「グリーンリカバリー(緑の回復)」の考えに通じる。

 大阪市で開かれた昨年のG20サミットでは、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」をめぐって米国とそれ以外のメンバーとの溝が浮き彫りになったが、今回は、菅義偉首相が2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロとする目標を国際的に表明するなど、いい材料があった。

 米国のバイデン次期大統領はパリ協定に復帰し、50年までに米国の温室効果ガス排出量を実質ゼロにすると公約している。

ここから続き

 欧州連合(EU)が法制化の…

この記事は有料記事です。残り571文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら