(21日、日本シリーズ第1戦 ソフトバンク5―1巨人)
勢いよく、相手エースを打ち砕いた。ソフトバンクの栗原陵矢だ。
二回、無死一塁で第1打席が回ってきた。3球目、ど真ん中に来たスライダーを逃さない。ひと振りで、右越えに先制2ランだ。
レギュラーシーズンは107安打、73打点、17本塁打。いずれも、チームでは柳田悠岐に次ぐ数字を残した。それがクライマックスシリーズ(CS)は無安打に終わった。事実上、主力として初めて臨むポストシーズン。「監督からは、やはり普段と違うように見えたと言われた」
24歳はこの日も、「めちゃくちゃ緊張していた」。ただ、「過去を引きずっても良い結果は出ない。相手もすごい投手。CSの分も、やってやろう」と、臨んだ。
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後押しがあった。負傷でシリ…
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