民間主導でデジタル通貨 メガバンクなど来年にも実験へ

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鈴木友里子
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 3メガバンクやJR東日本、NTTグループなど30以上の企業や団体が、民間主導でデジタル通貨の共通基盤作りを始める。来年にも本格的な開発と実証実験に入る。実用化すれば、デジタル通貨を使って既存の電子マネー同士が相互運用できるようになるという。

 IT企業インターネットイニシアティブ(IIJ)の関連会社「ディーカレット」が事務局を務めるデジタル通貨の勉強会が19日発表した。イオン、関西電力野村ホールディングスなども参加している。

 現在はJR東の電子マネーSuica(スイカ)、みずほ銀のJコインペイ、IT・通信系企業のQRコードなどの決済サービスが乱立している。ただ、相互に使えないために不便さもある。

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 このプロジェクトは、異なる…

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