「急速な感染拡大の局面を迎えた」 東京都、最大の警戒

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軽部理人 荻原千明
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 東京都は19日、新型コロナウイルス感染症に関するモニタリング会議を開き、都内での感染状況について、警戒レベルを4段階で最も深刻な「感染が拡大している」(レベル4)に引き上げた。感染状況がレベル4になるのは9月10日以来、約2カ月ぶり。感染者の急増を受け、「急速な感染拡大の局面を迎えた」と注意を呼びかけた。

 都内では19日、新たに534人の感染を確認し、493人だった18日に続き、2日連続で過去最多を更新した。

 都内の感染状況を評価するモニタリング指標は、新規陽性者数(1週間平均)が前週の244・3人から325・7人に、陽性率(同)は前週の5・0%から5・8%になるなどいずれも大幅に増えた。

 特に懸念されるのが、重症化リスクの高い高齢者への感染拡大だ。16日までの1週間の65歳以上の感染者は274人に上り、前週の197人から大幅に増えた。会議では「高齢者への感染の機会をあらゆる場面で減らすことが必要」との認識が示された。

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