必ず座れる「湘南ライナー」廃止へ かわりに新特急運行

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秦忠弘
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 JR東日本は来春、全席指定の東海道線特急「湘南」の運行を始める。これに伴い東京―小田原間の「必ず着席できる定員制の通勤電車」として人気があった「湘南ライナー」は廃止となる。

 新特急「湘南」は東京―小田原間と新宿―小田原間を走る。窓を大きくし、各座席の窓側壁面にはコンセントを1口設置する。乗車券と、特急券が必要で、例えば東京―小田原間は、乗車券が1518円(IC運賃)、特急券は事前購入で1020円、車内購入で1280円。運行本数、停車駅、所要時間などはまだ発表していない。

 廃止される湘南ライナーは1986年に当時の国鉄が通勤ライナーとして運転を開始。乗車券と均一料金(520円)のライナー券で座ることができる。東京―小田原間であれば乗車券は1518円(IC運賃)。横浜、川崎の両駅には止まらず、東京―小田原間の所要時間は1時間12分~1時間半。上りは朝6本、下りは夜に9本運行されている。

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 来春はほかに、新宿―小田原…

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