はじき返されても真っ向勝負 琴勝峰、先輩の大関に挑む

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小俣勇貴
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 大相撲11月場所(東京・国技館)11日目の18日、21歳の琴勝峰が初めての大関戦で、果敢にぶつかっていった。

 21歳の若さがほとばしる一番だった。初の大関戦で初めての結び。琴勝峰は頭から貴景勝にぶつかった。

 はじき返されること、3度。それでも191センチ、156キロは、まっすぐに踏み込んでいく。4度目、大関の左の突き落としに、土俵に突っ伏した。「ちょっと、力が入りすぎちゃったかな」。視線を下に落とす琴勝峰に、大きな拍手が送られた。

 有望株がそろう1999年度生まれの1人だ。強豪の埼玉栄高から佐渡ケ嶽部屋に入門。恵まれた体格と器用さを持ち合わせた力士として注目され、元横綱朝青龍のおいにあたる豊昇龍ら同学年よりも、勢いよく番付を駆け上がってきた。

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 2017年九州場所の初土俵…

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