動物モチーフに生きる大切さを表現 91歳・永井一正

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西田健作
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 グラフィックデザイナー永井一正(91)の展覧会が東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で、11月21日まで開かれている。永井は札幌冬季五輪のシンボルマークを手がけるなど、70年近くにわたってデザインの第一線で活躍する一方で、動物をモチーフにした「LIFE」シリーズも描き続けてきた。今展ではその動物たちが主役となっている。

 展覧会の題名になった「いきることば つむぐいのち」は、4月に出版した自著のタイトル。自身の短い言葉と動物の絵を組み合わせた本で、展覧会は本の世界を立体的に展開することを目指したという。

 1階では和紙に印刷した動物たちの絵26点と言葉がつるされ、LED照明で文字と絵が交互に浮かび上がる。地下1階では「LIFE」シリーズの約190点が大スクリーンに投影される。

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