トヨタ・ホンダ・スバル、業績予想を上方修正 中間決算

有料記事

神沢和敬 稲垣千駿
[PR]

 大手自動車メーカーの業績が想定を上回って改善している。中国と米国の回復が早かったからだ。9日までに日産自動車をのぞく主要6社が2020年9月中間決算を発表し、うち3社が21年3月期の業績予想を上方修正した。ただ新型コロナウイルスの感染が再拡大する地域もあり、先行きは見通せない。

 販売台数でみると、世界最大市場の中国では4月以降、前年同月超えを続ける。政府による新車購入補助策なども後押しした。米国ではコロナ禍による買い控えの反動も加わって9月に前年同月を超えた。

 これを受けてトヨタ自動車ホンダ、スバルが業績予想を上方修正。3社に加えスズキが9月の世界生産で過去最高を記録していた。マツダは業績予想を上方修正せず純損益で赤字のままだが、見通しよりも改善は進んでいるという。

ここから続き

 トヨタの豊田章男社長は会見…

この記事は有料記事です。残り658文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら