勝利宣言、ツイッターなどがチェック強化 警告ラベルも
米大統領選の結果に注目が集まるなか、ツイッターやフェイスブックの運営会社は、共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン元副大統領がそれぞれ獲得した票数や勝利宣言について誤った情報の拡散を防ぐため、チェック態勢を強化している。
トランプ氏が接戦を制した2016年の前回選挙では、真偽不明のニュースや誤った情報がSNS上で大量に拡散され、フェイスブックなどが批判を浴びた。このため運営各社は、今回の選挙では当初から対策を取ってきた。
トランプ氏が8700万超のフォロワーを抱え、自らの主張を伝えるため最大限に活用しているツイッター。ツイッター社は「候補者を含む利用者は、正式に結果が確定するまで勝利宣言ができない」とした。
同社は、国内の報道機関7社のうち複数の社が信頼性の高い報道をした情報については「正式」と判断する。
逆にうそや真偽不明の情報が投稿された場合には、「この投稿がツイートされた時点では、公式情報ではない可能性がある」とする警告ラベルを投稿に添える。
ニューヨーク・タイムズ紙に…
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