足が速くなりたい! プロコーチから小学生へ二つの極意
篠原大輔
奈良県天理市立丹波市小学校で、プロのスプリントコーチから速く走るコツを学ぶ教室が開かれた。5年生31人が参加。自分たちで考えながら二つの極意を教わり、児童たちは軒並み30メートル走のタイムを縮めた。
この企画は子どもたちの「夢をかなえる力」を育む応援をする「ドリーム・スクール・キャラバン」(特別協賛・ジブラルタ生命保険)の「走力up!教室」で、講師は100メートルの自己ベストが10秒56のプロスプリントコーチ、荒川優さん(31)。かつての筑波大短距離陣のエースだ。
荒川さんはまず「速い人のまねができれば一番いい」と、3人の男子と30メートルで競走。ぶっちぎって、児童たちを「おおーっ」と沸かせた。
次に荒川さんは「速く走る人は歩き方もカッコよくてきれいなんだよ」と言って、みんなを歩かせた。「歩き方は意識を変えるだけで変わるからね」。そして早歩き、小走り、全力ダッシュとスピードを速めさせていった。
それから全員で30メートルのタイム測定。最後にもう一度測定すると告げ、「ここからが本番だよ」と30分間の本格的な指導が始まった。
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まずは背中で両手を組ませ…
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