コロナ下のハロウィーン 渋谷は自粛モード

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伊藤恵里奈 鶴信吾
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 ハロウィーンが終わった。土曜日で晴天という好条件がそろった10月31日から翌朝にかけ、記者2人が渋谷の街を歩いた。若者が集まって騒動も起きた昨年。新型コロナウイルスの影響もあり、雰囲気は、これまでと全く変わっていた。

 31日夕、渋谷駅に降り立つと、大きな文字の看板が目に入った。「今年のハロウィーンは、外出自粛モードで安全に!」。同様の旗があちこちに掲げられていた。区は今年、長谷部健区長が新型コロナウイルス対策で来訪自粛を呼びかけ、着替え場所や仮設トイレの設置もとりやめていた。

 午後7時すぎ。昨年はゾンビや魔女であふれた駅前やセンター街が混雑し始めたが、仮装した人はまばらだ。むしろ目立つのは警察官や区が雇った民間警備員の姿。通行人に「立ち止まらないで」と呼びかけたり、スクランブル交差点で記念写真を撮ろうとする人を追い立てたりしていた。

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