1年生3人が区間新 全日本大学駅伝に新風

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堀川貴弘
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 1日に愛知県三重県で開催された第52回全日本大学駅伝対校選手権大会は、駒大が6年ぶりに王者に返り咲いた。2年前に現行の区間距離になってからの大会記録を2分以上縮める好走で、通算優勝回数を13に伸ばした。7区まで一度も首位に立てなかったが、最終8区で追い上げ、残り1・2キロ付近で並走していた昨年優勝の東海大を振り切った。昨年15位の明大が3位に食い込んだ。上位8校が来年のシード権を獲得した。MVP賞には、駒大のアンカー田沢廉が選ばれた。

 (スタート時の天気は晴れ、気温11度、湿度67%、北の風2メートル)

 今大会は、大学駅伝デビューとなった1年生の活躍が目立った。1区で順大の三浦龍司(京都・洛南高)、4区で東海大の石原翔太郎(岡山・倉敷高)、5区で青学大の佐藤一世(千葉・八千代松陰高)がいずれも区間新記録で、区間賞を獲得した。

 三浦は今年、3000メートル障害で日本歴代2位の記録を出し、今大会で走った選手の中で、来年の東京五輪代表に一番近いと評判の選手だ。その年のエース選手がそろう全国高校駅伝1区で、佐藤は昨年、区間賞に輝き、石原も競り合って8秒差の5位に入った。2人とも「今回は区間新を狙っていた」と口をそろえた。

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 このほかにも優勝した駒大の…

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