駒大期待の1年・鈴木芽吹の自覚「自分がしっかり走る」

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堀川貴弘
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 11月1日に愛知県三重県で開催される第52回全日本大学駅伝(朝日新聞社など主催、長谷工グループ特別協賛)が初めての伊勢路となる選手に駅伝への思いを聞いた。

 駒大には、鈴木芽吹(めぶき)(長野・佐久長聖高)、花尾恭輔(長崎・鎮西学院高)、赤津勇進(茨城・日立工高)ら5000メートルで13分台の強い1年生がそろった。中でも、鈴木は9月の日本学生対校選手権の5000メートルで13分43秒07の自己ベストで3位に入り、駅伝でも期待がかかる。

 「格上の先輩たちばかりで楽しみより不安な部分があったが、レースは強い気持ちで走り切れて良かった」。同じ1年生で中大の吉居大和(宮城・仙台育英高)との競り合いに敗れて優勝を譲ったものの、「吉居選手とは力の差があると思っていたので。予想より競うことができて手応えをつかめた」と前向きにとらえた。

 全国高校駅伝では1年生で6区の区間賞を獲得して優勝に貢献。昨年も1区(10キロ)でトップから11秒差の7位と好走した逸材だ。とはいえ、練習量の豊富さで有名な駒大。今夏の強化合宿では初めて30キロ走に挑戦した。「肉体的なきつさより精神的なきつさがあった」と振り返る。

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 合宿では、昨年の全日本大学…

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