【朝日新聞ポッドキャスト】 マスクとの向き合い方

 今年も残り2カ月となりました。新型コロナウイルスのせいで、思えばずっとマスクに向き合ってきた1年だった気がします。ところが、日本人のマスクに対する知識は「コロナで退化した」と警鐘を鳴らす識者が。「マスクの品格」の著書がある聖路加国際大学の大西一成准教授です。

 その真意とは。マスクと今後、どう付き合えばいいのか。朝日新聞科学医療部の今直也記者とともに、大西さんに尋ねました。朝日新聞ポッドキャストでお聞き下さい。主な内容は以下の通りです。

・パフォーマンス化してしまったマスク

・科学的なマスク啓発に難しさ

・フェースシールド、意味ある?

・武漢の「1千万人PCR」は必要だったか

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     ◇

Q:マスクを巡る日本の現状、気になることはありますか。

A:市場に出回っているマスクの種類が気になります。新型コロナが流行する前の方が、より感染対策に特化したものが売られていたと思います。

 その意味では、コロナの流行で…

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