2億円赤字、オケ存続かけ必死のクラウドファンディング

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富岡万葉
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 楽団の存続をかけた挑戦にご支援を――。コロナ禍で2億円超の赤字を出した日本センチュリー交響楽団(大阪府豊中市)が、運営費などをクラウドファンディング(CF)で募っている。12月25日まで。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、各地のオーケストラは大きな経済的打撃を受けている。同楽団もその一つ。4月の緊急事態宣言以降、年間の5分の1にあたる約25公演が中止・延期に。チケット収入はゼロになり、損失は2億円超まで膨らんだ。

 10月に入り、「定員の50%以下」だった政府の収容制限の緩和を適用。席をつめて案内できるようになったが、1席ごとに空いた座席配置を希望する客は一定数おり、全席を使った公演にはまだ踏み切れない。

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 一方で、販売済みの座席を再…

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