藤井聡太二冠、村山慈明七段と対局 名人戦順位戦

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佐藤圭司
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 将棋の高校生棋士、藤井聡太二冠(18)=王位、棋聖=が21日、第79期名人戦・B級2組順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の6回戦で村山慈明(やすあき)七段(36)との対局に臨んでいる。藤井二冠は開幕から4連勝中(5回戦は手空き)。今期B級2組に参加している25棋士のうち、無敗(=4勝0敗)は藤井二冠と中田宏樹八段(56)だけ。本局は、藤井二冠が開幕から負け無しでの5連勝を達成するか、過去に他棋戦で白星を挙げている村山七段が藤井二冠の連勝を止めるか、注目の一戦だ。今期B級2組は上位3棋士が一つ上のB級1組に昇級する。

 対局は定刻の午前10時、大阪市福島区関西将棋会館で藤井二冠の先手で始まった。持ち時間は各6時間。終局は夜になる見通し。

 名人戦の予選にあたる順位戦は5クラスに分かれている。実力トップ10のA級棋士10人が総当たりで名人への挑戦権を争うA級が最上位で、以下、B級1組、B級2組、C級1組、C級2組と連なる。プロ入りした棋士は基本的にC級2組からスタートする。例年6月から翌年3月まで約10カ月がかりのリーグ戦に参加し、昇級を重ね、A級や名人を目指す仕組みだ。

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 藤井二冠はデビュー以来、C…

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