コロナ禍で急速に進む役所の「脱ハンコ」。国の呼びかけに先駆けて「ハンコレス」を進めている東京都庁では、来年度までに「電子決裁率100%」を目標に掲げる。非対面、非接触が求められる中、業務のデジタル化を進めながら紙やFAXの削減にも取り組む。
「デジタル化を進めるには、プロと一緒にやらなければいけない。人材育成もしっかりやっていきたい」。小池百合子知事は16日、平井卓也デジタル改革相を訪れてそう述べた。
都は、都庁のデジタル化に向けた方針「デジタルトランスフォーメーション」(DX)の取り組みの一環として、五つの「レス」の具体的な取り組みを9日に掲げた=表。小池知事はこの日の会見で「都政のクオリティー・オブ・サービスの飛躍的な向上を図りたい」と話した。
ここから続き
都が電子決裁に本腰を入れる…
【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら