【朝日新聞ポッドキャスト】 AIとジェンダー
ここ最近、身の回りにぐっと増えた印象のあるAI。スマホやAIスピーカーに向かって話しかけることも、もはや珍しくなくなってきました。
ただ、考えてみるとAIはみんな、女性の声をしています。Siri(シリ)もアレクサもグーグルも。でも、これっていつから? 映画「2001年宇宙の旅」に出てくるAI「HAL9000」は男声でした。自我を持ったコンピューターが送り込んでくるアンドロイドを演じたのは、アーノルド・シュワルツェネッガーさんだったし。
AIはなぜ女声なのか。どんな問題が起きるのか。大阪経済部の栗林史子記者が報告します。朝日新聞ポッドキャストでお聞き下さい。主な内容は以下の通りです。
・Siri、セクハラ許容?
・AIはかつて男性だった
・おじさんが望む反応
・女性技術者の育成、どうすれば
有料会員の方は
音声の主な内容をテキストで確認していただけます(そのまま書き起こしたものではありません)
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Q:「ジェンダーレスボイス」の開発が進んでいるそうですね。
A:男性でも女性でもない声をめざして研究開発された音声です。現在、アップルの「Siri」、アマゾンの「アレクサ」、グーグルの「グーグルアシスタント」など、AIアシスタントの声や名前はほとんどが女性なんです。それが問題なのではないかということで、「ジェンダーレスボイスQ」が作られました。
Q:AIの声が女性であることに、どういう問題があるんですか?
A:「女性はいつでも従順で…
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