ドラ9DeNA佐野に聞いた ドラフト当日の気持ちは?

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聞き手・山口史朗
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 セ・リーグ最終指名から首位打者へ――。プロ4年目の今季、打率3割2分8厘で初タイトルへ走るDeNAの佐野恵太(25)は2016年、ドラフト9位で指名された。セ・リーグ6球団では最後の指名。会議の様子を見ながら「もうダメかな」と思った運命の日、そして「9位でも結果を出せば立ち位置は変えられる」とはい上がってきた日々を振り返ってもらった。

 ――4年前、ドラフト会議の当日はどんな気持ちでしたか。

 「それまではそんなに不安もなかったんですが、当日になって不安が大きくなった。明大の同期の柳裕也(中日)、星知弥(ヤクルト)たちと会見場に並んで指名を待ちました。カメラの数もすごかったのを覚えています」

 ――なかなか、名前が呼ばれなかった。

 「最初に柳が中日から1位指名されて、チームメートみんなが胴上げに行って戻ってきて。それからしばらくして星がヤクルトに2位指名されて、また胴上げに行って戻ってきて。そこからまた1時間とか1時間半くらい。4年生のみんなが一緒に指名を待ってくれました」

 ――待っている間はどんな気持ちでしたか。

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 「自分に興味を持ってくださ…

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