(いにしえナビ)築100年 居留地の面影残す

有料記事

川本裕司
[PR]

川口基督教会

 大阪市西区の日本聖公会川口基督(キリスト)教会は1920(大正9)年に建てられ、今年で100年を迎えました。1868年の大阪開港で生まれた川口居留地に2年後に設けられた礼拝所がルーツです。米国人のウィリアム・ウィルソンが設計した英ゴシック様式のレンガ造りの聖堂と塔が存在感を示しています。

 川口居留地には商社やキリスト教系学校が設けられましたが、川底が浅く大型船が運航できないため、貿易拠点は神戸に移り、1899年に歴史を閉じました。川口基督教会は居留地の面影を残す洋館として、2009年に大阪府指定有形文化財になりました。

ここから続き

 25年前の阪神・淡路大震災

この記事は有料記事です。残り340文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら