(エスパルス奮橙記)愛すべき「ごっちゃん」

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森谷理・清水エスパルス広報部長
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 先週末の10日、ホームにサンフレッチェ広島を迎えた試合は2―3で惜しくも敗れた。スタジアムに集まったエスパルスサポーターに勝利を届けることはできなかったが、落胆の中、わずかながら光明も見えた。それは、今季、大分トリニータから加入した後藤優介選手の移籍後初ゴールを含む活躍だ。

 今年27歳になった後藤選手は、今季これまでリーグ戦23試合中、けがの影響で外れた1試合を除き、22試合でベンチ入りしている。うち21試合に出場しており、ピーター・クラモフスキー監督の信頼も厚い。

 広島戦では60分から途中出場し、1―3の劣勢の中、試合終了間際、1点差に迫るゴールでチームに勢いを与えた。待望のゴールは、クロスボールに飛び込んだ豪快なダイビングヘッド。けがをも恐れないプレーは、現在スペインで活躍する岡崎慎司選手をほうふつとさせ、多くのサポーターから称賛された。

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 普段の表情からもわかるよう…

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