被告「貯金や収入ないとわかり殺した」座間9人殺害公判

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加藤あず佐 西村奈緒美
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 神奈川県座間市のアパートで2017年、若い男女9人の遺体が見つかった事件で、強盗・強制性交殺人などの罪に問われた白石隆浩被告(30)の第6回公判が12日、東京地裁立川支部であった。白石被告は被告人質問で、2番目の被害者となった群馬県の女子高校生(15)について「貯金や収入がないとわかり殺した」と述べた。

 白石被告によると、神奈川県の女性(21)を殺害した3日後、「自殺募集」と投稿した女子高校生とツイッターで接触した。最初は殺害を考えず「お金を引っ張ろうと思った」という。

 その後、自宅付近に呼び出した女子高校生から所持金などを聞き出し、「収入がなくお金にならない」と判断し殺害を決めたとした。この間、女子高校生から「色々考えた結果生きていこうと思います」とのメッセージを受け取ったが、「家出願望が感じ取れた」ことから「私が養ってあげる。居候しないか」と自宅に誘い、性的暴行を加えて殺害したという。

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 遺体は最初の被害者と同じよ…

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