たくましさ増した森保J コロナ禍でも続いた「強化」
勝見壮史
サッカーの国際親善試合が9日、オランダ・ユトレヒトであり、日本(世界ランク28位)は0―0でカメルーン(同53位)と引き分けた。新型コロナウイルスの影響で3、6月に予定されていたワールドカップ(W杯)2次予選が延期されたため、国内組で臨んだ昨年12月の東アジアE―1選手権以来の代表戦だった。カメルーンとの対戦成績は3勝2分けとなった。
海外組だけで編成された日本は前半を堅い守りでしのぎ、後半はより多くの好機を作ったが、得点につながらなかった。
このあと、13日にコートジボワール(同60位)戦に臨む。W杯予選は来年3月に再開する予定。
「サッカーは球の奪い合い」 浸透した監督の哲学
キックオフ直後だった。ピッチ中央で、MF南野が相手に激しくぶつかって押し倒す。「ボールの奪い合いで負けない」。森保監督が、どんな相手であっても選手に最も求めることを体現したプレーだった。
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試合で一番必要なものは何か…
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