特需は惜しいが、五輪「無理でしょ」安田秀一氏が問う筋

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塩谷耕吾
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 気鋭の経営者ながら、スポーツ界に対する鋭い論客のイメージが強い。コロナ禍で来夏の東京五輪パラリンピック開催への動きが本格化する中、ドーム社代表取締役CEO(最高経営責任者)の安田秀一さん(51)は、何を思うのか。塩谷耕吾

急に「やれる」という空気感に変わった

 即答だった。

 「なんでやるの? 無理でしょ」

 趣旨は明快だ。「五輪憲章を見てほしい」。新型コロナウイルスの影響で世界の人々の移動が制限される中での開催が、世界平和につながるのか? 都市の成長につながるのか?

 さらに、追加経費にコロナ対策費も加算して、本当に経済的なメリットはあるのか?

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 「本来の目的に疑問符がつく…

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