おもちゃで飽きずにリハビリを 息子に贈った自作の機器

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松尾慈子
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 脳性まひがある長男に、リハビリになるような遊びをしてほしい。小学校の友達とも交流できるようにしたい。大阪市城東区の会社員、廣瀬(ひろせ)元紀(もとき)さん(37)がそんな思いを胸に、3Dプリンターで支援機器の創作を続けている。この2年間で完成品は70作を超えた。

 ピカピカとテープ状のライトが光る。廣瀬さんが市販のおもちゃを改造し、上部にある穴にボールを入れると、大きな音が鳴り、光るように仕上げた作品だ。

 長男の朋克(ともかつ)君(7)は何度も何度も、ボールを穴に入れ、光に見入った。「自然に遊びながら手先のリハビリになる。光るものが好きなので改造してみました」と廣瀬さん。

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 朋克君は2013年7月、2…

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