酸っぱいだけじゃない キウイ輸入、2年連続過去最高

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筒井竜平
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 キウイフルーツの輸入が増えている。栄養が豊富なことに加え、「酸っぱい」のイメージを覆すさまざまな取り組みが浸透してきたことが背景にあるようだ。

 大阪税関によると、2019年のキウイの輸入量は10万6500トン。2年連続で前年を越え、過去最高を記録した。今年1~6月はすでに7万トンで、前年を上回るペースだ。全体の9割がニュージーランド(NZ)産という。

 NZ産キウイの輸入販売を手がけるゼスプリインターナショナルの日本法人によると、キウイはビタミンのほか、腸内環境を整える食物繊維や、塩分の排出を促すカリウムなどの栄養素がふんだんに含まれるという。国内で主に流通しているのは、酸味が特徴の「グリーン」と、ジューシーで甘い「サンゴールド」の2品種。人気を引っ張るのはサンゴールドで、同社が約10年かけて生み出した品種だ。販売量が徐々に増え、いまでは約半数を占める。

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