止まらぬ性衝動、病気と向き合う セックス依存症の漫画

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関口佳代子
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 様々な女性と性的な関係を持ってきた主人公「津島隆太」。浮気を疑った同居女性にハンマーで殴られ、生活にも支障を来して病院へ。そこで医師から告げられたのは「セックス依存症」の疑いだった。隆太は人生と向き合い、回復の道を歩んでいく――。

 漫画「セックス依存症になりました。〈決定版〉」はこんな筋書きだ。3月に集英社の青年誌「グランドジャンプ」で始まり、現在は隔月の「グランドジャンプめちゃ」で連載が続く。フィクションだが、作者の津島隆太さん(43)の体験を元にしている。

 20代から数年前まで、ネットを通じて知り合った女性と次々に関係を持った。「ストレスがガソリンになっていた。セックスを手放すのが怖かった」

津島さんが向き合った「性依存」という問題。世界保健機関(WHO)は、行動や衝動の制御が難しく日常生活に問題が生じる「強迫的性行動症」を新たに病名として国際疾病分類に盛り込みました。性依存症の背景に何があり、どう対処すればよいのか。記事の後半では専門家に話を聞くとともに、問題を抱えた人のための相談先を紹介しています。

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 漫画家のアシスタントとして…

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