スタートできる喜び、カギは「30秒」 有力3校の監督

有料記事

山田佳毅
[PR]

 11月1日に開かれる第52回全日本大学駅伝対校選手権(朝日新聞社など主催、長谷工グループ特別協賛)に向けた会見が10月31日、名古屋市内で開かれた。新型コロナウイルス感染防止策として、今年はオライン方式による会見。2連覇のかかる東海大、昨年2位で2年ぶりの優勝を狙う青学大、昨年3位で6年ぶり13度目の王座をめざす駒大の優勝候補3校の監督が参加し、抱負を語った。選手たちは午前8時5分に名古屋・熱田神宮西門前でスタートを切り、三重・伊勢神宮内宮宇治橋前まで8区間、106・8キロを駆け抜ける。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、出雲駅伝は中止になり、練習への影響も少なくなかった。東海大の両角速、青学大の原晋、駒大の大八木弘明の3監督はいずれも大会が開催されることへの喜びを口にした。

 今シーズンを、大八木監督が「集団で練習できず、自主性を持ってやらないといけなかった。選手それぞれが我慢しながら乗り切っていこうと言った」と言えば、両角監督は「(今年は)自分と向き合えるチャンスだった」。例年、大会の作戦名を公表する原監督は「コロナに負けるな大作戦」と命名した。

 優勝へのカギとして、各監督たちが示した数字が「30秒」。最終8区の走者にたすきをつなぐときのライバルとのタイム差だ。

ここから続き

 東海大は、昨年優勝テープを…

この記事は有料記事です。残り487文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら