「どうすれば娘は死なずに」座間の事件、自問自答の3年

有料記事

小手川太朗
[PR]

 神奈川県座間市のアパートで2017年、15~26歳の男女9人が遺体で見つかった事件で、強盗・強制性交殺人や死体損壊などの罪に問われた白石隆浩被告(29)の初公判が30日、東京地裁立川支部であり、被告は起訴内容を認めた。最初の逮捕から約3年。遺族はどう受けとめたのか。

 「事件から時が過ぎていない感覚。まだ生きているような気がするんです」

 高校3年生の時に犠牲になった福島市の女子生徒(当時17)の父(65)は、同市郊外のアパートで、小さな骨つぼを見つめた。

ここから続き

 思い出すのは、年の離れた2…

この記事は有料記事です。残り583文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら