オンラインゲーム中に「死ね」 子どものトラブルに親は

有料記事ニュース4U

山根久美子
[PR]

 オンラインゲームをする子ども同士のトラブルが増えている。中にはいじめに発展するケースもあるという。新型コロナウイルスによる外出自粛の影響で、ゲームをする時間が長くなったのも一因とみられる。トラブルを避けるにはどうすれば良いのだろうか。

 「ゴミ、カス!」「お前もうフレンドから消すからな」。9月上旬、福岡県の公務員の女性(51)の小学4年の長男が突然そう言い捨て、部屋を出た。人気のバトルゲーム「フォートナイト」を同級生とプレーしていた時だった。

 長男たちは、インターネットで友だちと会話しながらゲームする「ボイスチャット」機能を使っている。ゲームで「フレンド」になると、オンラインで一緒に楽しむことができる。新型コロナの感染拡大に伴う休校期間中、一緒にいる感覚で話しながら連係して敵を倒すこのゲームに、仲良しのみんなで夢中になった。

 女性が「ゲームなのに本気でケンカしないで」と言うと、長男は「わかってる」。後日、長男から「ゲームでケンカした次の日は学校に行きたくないこともある」と打ち明けられた。

ここから続き

 学校からは9月、休校中に多…

この記事は有料記事です。残り2014文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

#ニュース4U

#ニュース4U

「#N4U」取材班が読者の皆さんから身近な疑問や困りごとを募集し、SNSで情報交換しながら深掘り取材します。[もっと見る]