安倍政権の功罪、責は首相でなく私たちに 津田大介さん

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 8年近くに及ぶ安倍政権が終わった。白井聡は、この政権を「日本史上の汚点」「腐敗は底なし」と苛烈(かれつ)な言葉で批判する(〈1〉)。

 「モリ・カケ・サクラ」疑惑に端を発する公文書改竄(かいざん)や情報隠蔽(いんぺい)など、政治から「公正」さが失われた8年弱だったと評価する人も多いだろう。

 しかし、個別の政策の達成度に注目すると違う景色が見えてくる。

 政権が飛ぶようなスキャンダルが連発しても、評価され、選挙に勝ち続けた安倍前首相。そこからみえる景色とは。津田大介氏が論じます。

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 安倍政権下の雇用環境改善は…

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