ヒマワリ育て種から食用油 取手の女子高校生ら商品化へ
佐藤清孝
茨城県取手市の聖徳大学付属取手聖徳女子高校の生徒たちが、近くの畑でヒマワリを栽培し、種を搾って食用油などの商品化を目指す「ひまわりプロジェクト」を進めている。収穫した種は校内などで搾油。「地産地消」の商品開発に挑む。
プロジェクトは、教科や学年の枠を超えた放課後の学習活動「探究補講」の一つ。昨年、学校から1キロほど離れた3アールの休耕畑を借りて、6人がヒマワリを栽培。市内の社会福祉法人から借りた搾油機で種を搾り、瓶に詰めた食用油の試作品を仕上げた。
今年は1、2年生計5人が参加している。同じ畑を借り、バイオサイクルを目指す地元のNPO法人のアドバイスを受けて6月に種をまき、草刈りをして手入れしたところ、約1200本が大輪の花を咲かせた。
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18日には、授業の一環とし…
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