高松市で6歳と3歳の姉妹が乗用車内に放置され、熱中症で死亡した事件で、保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された母親の竹内麻理亜容疑者(26)が、車のフロントガラスを日よけで覆っていたと香川県警に説明し、「車内の子どもを隠すためだった」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。高松地検は24日、竹内容疑者を同罪で起訴した。

 起訴状によると、竹内容疑者はバーで飲酒しようなどと考え、2日午後9時10分ごろから翌3日午後0時20分ごろまで約15時間10分にわたり、高松市内の駐車場に止めた車内に、長女の真友理ちゃん(6)と次女の友理恵ちゃん(3)を置き去りにし、熱中症で死亡させたとされる。

 地検は認否を明らかにしていないが、捜査関係者によると、竹内容疑者は姉妹を車に放置したまま、居酒屋やバーなど3軒をはしごし、その後、知人男性宅を訪れたことを認めているという。「明け方までなら大丈夫だと思ったが、男性宅で寝てしまい、車に戻るのが昼になった」とも供述しているとされる。

容疑者が姉妹の遺体と対面

 姉妹の葬儀は今月6日にあり、…

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