米誌タイムは22日、毎年恒例の「世界で最も影響力のある100人」を公表した。日本人では、自らの性被害を訴えているジャーナリストの伊藤詩織氏と、人種差別反対を打ち出しながら、テニスの全米オープンの女子シングルスで2度目の優勝を果たした大坂なおみ選手が選ばれた。
伊藤氏の選評は、社会学者の上野千鶴子氏が執筆。伊藤氏の告発を機に、日本でほかの女性もセクハラ被害に声を上げるようになったことなどを紹介し、「勇気ある告発で、日本人女性の生き方を永遠に変えた」などとした。
100人ではほかに、米国で新型コロナ感染拡大防止に取り組む、国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長やニューヨーク市の病院の看護師、「黒人の命も大切だ」と訴える運動を始めた女性3人らが選ばれた。54人が女性で、これまでで最も多いという。
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タイム誌のフェルセンタール…
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