南島原市が地域通貨を導入へ 銀行などと連携し、九州初
小川直樹
長崎県南島原市は、ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)や市商工会などと連携して、市内だけで使える電子地域通貨「MINA(ミナ)コイン」を始める。人口減少で経済が縮小する中、少しでもお金を地域内で循環させることを狙う。来年2月にも導入する。
決済の仕組みは簡単だ。店頭に設置されたQRコードを客がスマートフォンのアプリで読み込み、金額を入力するだけ。店は初期費用がかからず、客はキャッシュレスで買い物ができ、口座などから入金する際に1%のポイントを付与されるメリットがある。
2019年10月、FFGから県内自治体に提案があり、同市が手を挙げた。
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背景には経済の低迷がある…
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