キノコ採り 遭難やクマに注意 県警など呼びかけ

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大西英正
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 キノコ採りのシーズンが本格化するのを前に、岩手県警は山での遭難やクマとの遭遇に注意するよう呼びかけている。

 県警地域課によると、キノコ採りによる遭難の発生件数は2015年以降、9件、14件、5件、10件、7件と推移。5年間で計45件49人が遭難した。このうち死亡したのは8人で、病死が4人、滑落死が3人だった。年齢別では70代が最も多く20人、次いで60代が15人だった。

 5年間の遭難者49人のうち42人が、9月と10月に遭難していた。同課によると、キノコ採りは登山道などから外れて山林に分け入るため、道に迷って遭難するケースが多いという。田中道照次長は「キノコ採りの穴場を他人に知られたくないという人もいるが、家族や知人に具体的な行き先と帰宅時間を知らせ、十分な水分と上着も忘れないようにしてほしい」と語る。

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 山林でキノコ採りに集中する…

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