卵の殻肥料に「うずらいも」ブランド化へ 豊橋

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床並浩一
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 「ウズラ卵の生産量日本一」を誇る愛知県豊橋市で、サツマイモのブランド化を目指す取り組みが始まっている。ウズラの卵殻を肥料に活用して育てるその名も「うずらいも」。道の駅とよはしが中心となり、農畜産業が盛んな豊橋の魅力を消費者に伝え、苦境下にある生産現場への関心も高めようという企画だ。

 道の駅を運営する第三セクターが栽培を手がけるうずらいもは、人気品種の「紅はるか」を使用した。ごみとして大量に廃棄される卵の殻に注目。特産ウナギの骨や頭部を肥料にして地域ぐるみで商品化にこぎ着けた浜松市のブランド芋「うなぎいも」の生産者組合と手を組み、豊橋にうずらいもを広めようと、道の駅が開業した昨年から本格栽培に乗り出した。

 生産者の理解を得てこれまでに市内3カ所に農場を確保。道の駅近くの農場では、今秋に約1トンの収穫を予定している。うずらいものPRキャラクター「うずも」の絵柄をあしらったグッズの開発も進んでいる。

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 豊橋産のウズラ卵は市場で高…

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