急患のたらい回しなくせ 時間短縮へ高崎市の取り組み
野口拓朗
群馬県高崎市等広域消防局の救急車が昨年度、高崎市内の患者を病院まで運ぶ時間が、前年度より約1分半短縮されたことがわかった。市は、昨年度に救急隊を1隊増やしたことや、これまで続けてきた受け入れ病院への補助金支給などの助成策が奏功しているとみている。
消防局のまとめによると、昨年度の市内患者の搬送件数は約1万4千件で前年度より微減した。119番通報を受けた時刻から病院の医師に引き渡すまでの「収容時間」は34分38秒で、全国平均39分30秒、県平均36分42秒より早かった。
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昨年度に北消防署の救急隊を…
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