HIV検査数4分の1に激減 新型コロナの影響か

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野口憲太
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 エイズウイルス(HIV)に感染しているかを調べる検査の実施数が、今年4~6月は前年同期の4分の1にとどまっているとの結果を厚生労働省のエイズ動向委員会がまとめた。新型コロナウイルスの流行で、各地の保健所が検査を休止したこと、外出自粛により検査を受ける人が減ったことなどが影響しているとみられる。

 同委員会によると、4~6月の全国の検査数は前年同期の3万5908件から9584件に減った。地域別でみても、4~6月の保健所での検査数は千葉県で前年同期の約4%、京都府で同6%、宮城県奈良県で同7%にまで落ち込んだ。6月以降、検査を再開した保健所もあるが、再開が決まっていない保健所もある。

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 その一方で、緊急事態宣言中…

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