PS5、カギはダウンロード機 年末商戦は盛り上がる?

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鈴木康朗
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 ソニーのゲーム子会社のソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は17日、新型ゲーム機「プレイステーション(PS)5」を、国内や米国など計7カ国で11月12日に売り出すと発表した。新機種の発売は7年ぶり。PS4と同価格帯に抑えたダウンロード専用機もあり、コロナ禍による「巣ごもり需要」をねらう。

 ディスクドライブがある通常機は、希望小売価格が税抜き4万9980円。ソフトをネット経由で取り込むダウンロード専用機は同3万9980円。18日から順次、販売店で予約を受け付ける。

 PS5ではきめ細かい映像とともに、コントローラーの振動機能を強化するなど臨場感にこだわった。ゲームの読み込みにかかる時間も短縮したという。SIEのジム・ライアン社長は「PS5のゲーム体験はまさに次世代のものとなる」と自信をみせた。

 ゲーム事業が稼ぎ頭のソニーにとって、PS5の売れ行きはグループ全体の業績を左右する。ソニーは2021年3月期の営業利益を6200億円と予想しており、その4割をゲーム事業で稼ぐ見込みだ。13年11月に発売したPS4は、翌年3月までの4カ月間で760万台を販売した。SIEはこのペースを上回ることをめざすという。

ソフト「FF16」「バイオ」「スパイダーマン」など

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 カギを握るのが初めて投入す…

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