死を意識し、生を考える「デスカフェ」 21日から

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高井里佳子
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 「死」とはいったい何だろう。それをみんなで語り合うイベント「デスカフェ」が21日から1週間、オンライン上で開かれる。僧侶や医療関係者らでつくる実行委員会の委員長で、京都女子大の吉川直人助教(39)は「死を意識することで、今を生きる大切さを感じられる」と意義を語る。

 デスカフェは、スイスの社会学者が妻との死別を機に始めたとされ、70カ国以上で開催されている。国内では、音楽や映画、本を通じて死生観を語り合うなど、さまざまなデスカフェがある。京都でも若手の僧侶グループが5年前から、寺などで開催。30~40代の参加者が目立つという。

 今回は、国内でデスカフェを催している約15のグループが初めて連携し、「デスカフェウィーク」と題して企画した。

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