どん底期にインタビュー快諾 菅氏半生記本の著者語る
聞き手・坂東慎一郎
黒衣役から日本のリーダーへ。菅義偉官房長官を長年ウォッチしてきた人たちは、自民党の新総裁に選ばれたことをどう受け止めているのか。
「内閣官房長官」著者 大下英治さん
菅さんは「支えるのが趣味。総理は向いてない」と言ってきたが、長年取材してきて、その言葉の端々から菅さんほどやる気満々な人はいないと感じていた。
昨年10月、菅さんの側近の菅原一秀前経産相と河井克行前法相が相次いで辞任した。「ポスト安倍」レースではどん底かと思われていた今年の2月末、インタビューを「いいですよ」と快諾してくれた。この人は自信があって、自分の力が発揮できる時が来ると信じていると思った。
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菅さんは内閣官房長官を7年…
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