ゴーン被告、富裕層の避暑地に? 高級住宅には爆風の痕

【動画】ゴーン元会長、主役なき法廷。異例の展開をたどった事件のこれまでと、15日に始まる裁判のポイントをまとめました
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 日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告(66)の役員報酬を巡る事件で、共犯に問われた同社元代表取締役グレッグ・ケリー被告(64)の初公判が15日に東京地裁で開かれる。日本から姿を消したゴーン元会長が現れたのは、中東レバノンの首都ベイルート。先月、港の倉庫が大爆発し、今もがれきが散らばる街で、ゴーン元会長の近況を探った。

 ガラス窓が吹き飛ばされた白い窓枠は、シートで覆われていた。扉がなくなった車庫では、電灯に照らされた銀色の車体が見えた。バックドアに円形のエンブレムが光る。「NISSAN」の文字が読めた。

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 ゴーン元会長が少年時代を過…

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主役なきゴーン法廷

主役なきゴーン法廷

日産カルロス・ゴーン元会長をめぐる事件の裁判が始まった。法廷で明らかになるのは、カリスマ経営者の「犯罪」か、追放を企図した「陰謀」か――。[もっと見る]