四国企業の景況感、4期ぶり改善 先行きはなお不透明

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大野正智
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 四国財務局高松市)は11日、四国4県の7~9月期の企業の景況感を示す指数(BSI)がマイナス5・9で、4期ぶりに改善したと発表した。前期からの上昇幅は41・3ポイントで過去最大だった。同局は、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が解除されて以降、経済活動が徐々に回復している兆候とみている。

 BSIは、前期(4~6月)より景況感が「上昇」と答えた企業の割合から、「下降」とした企業の割合を差し引いた指数。8月15日時点の状況を434社に調査し、404社から回答を得た。

 製造業はマイナス19・3で、前期から24・6ポイント改善した。自動車関連の受注が増えていることから「金属製品」「生産用機械」「電気機械」などの業種が回復した。一方、「食料品」は「巣ごもり需要」が落ち着き、54・6ポイント下がった。

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 非製造業は1・1と、前期か…

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