謎の漂着機体に「心当たりが…」 竹富町への一本の電話

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岡田将平 宮野拓也 伊藤嘉孝
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 沖縄県竹富町の海岸に漂着した無人標的機のような機体について、竹富町は10日、台湾の関係者を名乗る男性から「心当たりがある」との電話があったことを明らかにした。青い海を背に突如現れた謎の機体。所有者はだれで、いったい何に使われるものなのだろうか。

 機体は8日、竹富島の北側に漂着しているのが見つかった。町によると、機体はオレンジ色で全長5、6メートルほど。国などの所属を示す表示はなく、「MQM―107E」というアルファベットが書かれており、手書きで「右」「左」と書かれたテープが貼られていた。他にも漢字が書かれていたが、日本では使われていない字体とみられるという。

 沖縄防衛局は米軍に照会。米軍は9日、「米軍のものではない」と回答した。

 そんななか、竹富町に10日、一本の電話があった。町によると、電話をかけてきた男性は台湾の関係者を名乗り、「私どもの関係のものかもしれない」と話していたという。町は台湾の民間企業が所有していた可能性もあるとみている。今後、男性と連絡を取り合い、引き渡しについて協議する予定という。

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 戦闘機に詳しい防衛省関係者…

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